2019年3月12日(火)から3月16日(土)にかけてドイツのケルンメッセで世界最大規模の歯科製品の展示会『IDS2019』が開催されました。
『IDS』とはインターナショナルデンタルショーの略です。
今回はそんな最大規模の歯科イベントの概要やテーマ、注目するべき製品についてまとめてみました。
IDS2019の概要とは
IDS(ケルン国際デンタルショー)は歯科業界のイベントの中でも最大級の規模を誇る展示会です。
世界中から集まる最新技術や製品を目で確かめるために専門販売業者や歯科医療従事者からは毎回大きな注目が寄せられています。
2年前の2017年3月に開催された第37回ケルン国際デンタルショーには59ヵ国から2,305社に上るサプライヤーが出展し、157ヵ国から約155,132人の業界関係者が来場。総展示面積は163,000平米に及びました。
IDS2019では、さらに規模が拡大し、64ヵ国から2,327社に上るサプライヤーが出展し、総展示面積は170,000平米の会場面積となりました。
気になる入場料は1日前売券が17ユーロ(1,800円)、2日前売券が21.5ユーロ(2,300円)、前売通し券が27ユーロ(2,900円)となっています。
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IDS2019のテーマ
IDE2019のテーマは以下の3つです。
・デジタルワークフローを改善する製品とシステム
・新しい予防処方と充填材料
・革新的な口腔内スキャナーとインプラントデザイン
IDS2019の目玉製品とは?
IDS2019の目玉製品はスリーシェイプ社の『TRIOS4(トリオス4)』です。
患者の顎運動を動画で記録できるモードやスキャンされた歯列のなかから虫歯になっている部分を色分けして表示する診断モードが追加されました。
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