歯科技工士国家試験の合格者数、2025年も減少傾向に
こんにちは!今回は令和6年度(第10回)歯科技工士国家試験の結果についてまとめてみました。
今年の試験は令和7年2月16日(日)に全国4か所で実施され、発表された合格状況は以下の通りです。
令和6年度の合格状況
受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|
733人 | 684人 | 93.3% |
高い合格率ではありますが、受験者数や合格者数は確実に減ってきているのが現状です。
過去4年間の合格者数の推移
年 | 合格者数 |
---|---|
2025年(令和6年) | 684人 |
2024年(令和5年) | 799人 |
2023年(令和4年) | 802人 |
2022年(令和3年) | 827人 |
こうして並べてみると、年々減少しているのがよく分かりますね。歯科技工士のなり手が少なくなってきているのか、それとも学校の定員自体が減っているのか……業界としても今後の動きが気になるところです。
試験の合格基準について
ちなみに、今年の合格基準は以下の通りでした。
- 学説試験:80点満点中48点以上。ただし、基礎科目または専門科目のどちらかが30%未満だと不合格。
- 実地試験:90点満点中54点以上。
- 両方クリアしないと合格にはなりません。
試験内容自体は大きな変更はないものの、受験者数の減少が続くと業界全体にも影響が出てきそうですね。
これから受験を考えている方は、しっかり対策して挑んでくださいね!