歯科技工士国家試験は学科試験と実技試験があります。
実技試験はワイヤー屈曲、歯のデッサン、歯形彫刻の3課題が出題されます。
今回は歯科技工士国家試験の過去の出題傾向からデッサンと歯型彫刻の課題で出題されるの歯の種類について考えてみました。
令和2年度は何が出題されるのでしょうか。
出題傾向
平成27年から令和元年度の5年分の出題傾向を表にまとめたので見てみましょう。
デッサン | 彫刻 | |
平成27年度 | 上顎右側第一小臼歯 | 上顎右側第一大臼歯 |
平成28年度 | 下顎右側第一小臼歯 | 下顎右側第一大臼歯 |
平成29年度 | 上顎右側第一大臼歯 | 上顎左側中切歯 |
平成30年度 | 下顎左側第一大臼歯 | 上顎右側犬歯 |
令和元年度 | 上顎左側中切歯 | 上顎右側第一小臼歯 |
上下顎の第一大臼歯や上顎第一小臼歯の出題頻度7が高く、最近では中切歯や犬歯などの前歯部の歯種も見られます。
対策
出題頻度の順番としては個人的に下記の順だと考えています。
上6>下6>上4>上1>上3>下4
これはあくまで私が考える可能性の話です。
形態を覚えきれておらず、出題頻度が高い歯種がある場合は優先的に学習する必要があります。
まとめ
国家試験の実技科目に最も出題される傾向のある歯の種類は上下顎の第一大臼歯です。
近年では前歯部も出題されているので、どの歯が出題されても良いようにより多くの種類の歯のデッサンや彫刻の練習をして形態を頭に叩き込みましょう!
私が受験する令和2年度は何が出題されるのでしょうか。
「この歯が出るんじゃあないか!?」などの予想コメントお待ちしてます!
おれは花京院の魂を賭けよう。