一般的にプロの歯科技工士になるためには約5年から10年かかると言われています。
歯科技工所を開業する方もこれくらいの年数がかかると言われていますね。
突然ですが、イギリスのマルコム・グラドウェル氏が提唱した『1万時間の法則』をご存じでしょうか。
この法則は「1,000時間取り組むとそれなりに身に付き、1万時間取り組むとプロになれる」というものです。
1万時間というと1日にどれくらいの努力をすれば良いのかを計算してみました。
1万時間という時間を3年で割ると一日約9時間という計算になります。 仕事の場合は就業9時間を集中的に過ごし、何とか3年で一人前になれるということになります。
しかし、ただ努力すれば良いというわけではありません。
東京都大田区技工士会主催の講演会にいらっしゃった㈱シンワ歯研の石澤社長は以下のことが大切であるとおっしゃっていました。
それは、目的がある努力をすることや、目標を持って行動し、その振り返りをすること、指導してくれるコーチがいることです。
社長のお話から社員の成長のために経営者が教育や業務の仕組みづくりの必要性を感じました。
またメンタリストDaiGoさんがこの法則について「ただ努力するだけでなく、ワーキングメモリを鍛えることで、短期記憶能力が身に付けられ、物事を身に付けやすくなる」と言っています。
この動画では努力でカバーできる分野とできない分野があることについても解説しています。
気になる方は是非みてみてください。