こんにちは。
リョウです。
この記事を書いたのは2020年12月で、2年生である私は、約2ヶ月後には歯科技工士国家試験試験を受験します。
国家試験の当日は、実技試験と学科試験があります。
ここでは実技試験で行う3つの科目と解答時間についてまとめてみました。
※注意点として、試験内容は変更がある場合があるで、出願時などに受験要綱をご確認されることをお勧めします。
それでは見ていきましょう!
課題①デッサン
1つ目の課題は「デッサン」です。
例えば、「上顎右側第一大臼歯」などのように当日指定された一本の歯を頬側面、咬合面、舌側面のそれぞれから見た面のデッサンを行います。
歯のデッサンについて詳しく学んでみたいという方は過去の記事でご紹介した
『歯のデッサンと歯型彫刻 歯科技工学実習トレーニング』という書籍がおすすめです。
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課題②ワイヤー屈曲
2つ目の「ワイヤー屈曲」の課題では、指定のプライヤーと手指を使って矯正線を答案用紙にある図の通りに曲げるというものです。
ちなみに矯正線(ワイヤー)の太さは0.9mmのものを扱い場合が多いようです。
写真は練習で曲げたものです。
丸いループの部分がとても苦手です。
図のかたちは毎年異なるのでそれに対応するために様々な形状の屈曲の練習が必要です。
課題③歯型彫刻
3つ目の課題は「歯型彫刻」です。
デッサンの科目と同じように歯種が指定され、石こう棒を彫刻します。
左側上顎第一大臼歯の歯型彫刻をしました。来年1月にある国家試験では、当日指定された1本の歯を彫刻するという実技科目があります。 pic.twitter.com/0V6hhIlsra
— リョウ@歯科技工士専門学生 (@ryodentaltech) October 29, 2020
写真は練習で彫刻したものです。
試験は2月でしたね^^;
どの歯を指定されても見本なしで彫れるようにひたすらトレーニングするのみですね!
私もまだまだです。
気になる解答時間は?
上記でご紹介した3つの実地科目の解答時間は2時間です。
それぞれの科目にかける時間は個人の自由です。
まとめ
歯科技工士国家試験の実技試験では、「デッサン」、「ワイヤー屈曲」、「歯型彫刻」の3つの課題があります。
そしてそれらの解答時間は合計で2時間となっています。
当記事は2020年12月に投稿されたものですので、実際に受験をされる方は、出願時などに変更点はないか受験要綱などで良くご確認されることをお勧めします。
こちらの歯科技工士国家試験問題集で過去の実技試験はどのような形式で出題されるのかチェックすることができるので是非参考にしてみてください。
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さいごまでご覧いただきありがとうございました。