こんにちは。
歯科技工士専門学生のリョウです。
歯科技工士は患者さんの歯の詰め物や入れ歯、矯正装置などの製作、修理を行う職業です。
そんな歯科技工士がSNSやブログ、動画などで情報を発信するメリットと注意点についてまとめてみました。
情報発信をする3つのメリットとは?
私は歯科技工に関する情報発信をしていますが、「学んでいることを自慢したい」という思いでは行っていません。
情報発信をすることで歯科技工士という仕事を多くの人に知ってもらい、業界全体がより良いものになってほしいと思っています。
この項目で歯科技工士がツイッターやインスタグラム、フェイスブックなどのSNSやブログなどの媒体を利用して情報発信することの3つのメリットをまとめてみました。
①歯科技工士という仕事を知ってもらえる
歯医者さんで治療を受けて詰め物などを製作してもらったかたのほとんどが歯科技工という職業を知っておらず、全て歯医者さんが製作している思っていると思います。
情報発信をすることで、技工物を製作している歯科技工士という存在を多くの人に知ってもらうことができます。
現在は誰が製作した技工物なのかを知っている患者さんは少ないと思いますが、将来的には地場物野菜のように製作者の顔が分かり、ブランド化がされれば良いと願っています。
②歯科技工士を目指す人が増える
歯科技工士の資格を取得する人の数は年々減少してきており、人手が不足しています。
高校生の中には、ものづくりが好きで好きなことを仕事にしたいと思っている人もいると思います。
情報発信をする事で歯科技工士がどのようなことを学んで、どのように製作しているのかを多くの方に知ってもらうことができます。
③同業者に理解してもらうことができる
歯科技工士は歯医者さんから指示書をいただいて、それに合った技工物を製作します。
情報を発信することで取引先の歯科医師の方や歯科衛生士、そして自分以外の歯科技工師の方々に自分がどんなことを学んできていて、どんなことが得意なのかといったことを理解していただくことができます。
技工物を製作する際のこだわりや難しい点などを知っていただくことで、チームとして働く際にもお互いを理解し円滑に治療にあたることができるかもしれません。
情報発信をする際の注意点とは?
歯科技工士に限ったことではありませんが、情報発信をする際にはモラルを守らなければいけません。
他者の顔写真や患者さんの技工指示書などを無断で掲載したり、本などの著作物の写真を掲載してはいけません。
まとめ
SNSやブログを利用したインターネットの力はとても強力で善にも悪にもなります。
注意するべき点を意識しながらも歯科技工について多くの人に知っていただければと切に願っています。