今回は新潟県新潟市西区に本社がある歯科技工所の株式会社シンワ歯研の概要と埼玉県にある関東支社に見学に行った感想と分かったことについてまとめたいと思います。
株式会社シンワ歯研とは?
株式会社シンワ歯研は1976年 (昭和51年)に設立した歯科技工所です。
現在は関東支社が埼玉県蕨市にあり、山形県鶴岡市に「ウィルデンタルラボ」という技工所があります。
さらに2017年には新潟県上越市に「シンワ トライズ」、新潟県村上市に「シンワ スイッチ村上」、新潟県長岡市に「シンワ スイッチ長岡」を設立しました。
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関東支社の見学
関東支社長様に許可をいただき、埼玉県蕨市塚越にある関東支社を見学させていただきました。
西川口駅から徒歩15分ほどかかりました。
関東支社はビルの3階にあります。
社員の方々から1人1人挨拶と自己紹介をしていただきました。
所長様、副所長様から会社の概要について説明していただきました。
お話の中で、会社では特に従業員のスキルアップや独立開業への支援に力を入れていると感じました。
説明後は、クラウンや義歯、スプリントなどを製作している各部署を回り、実際に作業をされている方々からお話を伺いました。
入れ歯を製作するデンチャー部門では、実際に義歯のクラスプを曲げる様子を実践して見せていただきました。
上の写真の吸着義歯やノンクラスプデンチャーなどの高度な技術を要する義歯の製作も行っていました。
取引先の歯科医院様は日本全国にあるそうです。
重合機や鋳造機などの機器を見せていただきました。
こちらの鋳造機は自動化されており、専門学校にある手動の円心鋳造機よりも高価なものです。
少数先鋭で全国に向けて他では高品質な作れない技工物を製作をしている素晴らしい歯科技工所でした。
社員の方々も親切に対応していただき、とても温かい雰囲気のラボであると感じました。
見学にご協力いただいた関東支社の皆様ありがとうございました。
書籍のご紹介
株式会社シンワ歯研は若手技工士に向けた本も出版しておりAmazonでも販売しています。
タイトルは『歯科技工別冊 アナログもデジタルも! 保険も自費も! ! 5年目までに押さえておきたい67のポイント』です。
学生が卒業してから5年目までに身に付けておきたい歯科技工の技術を作業の流れに沿って67項目でまとめたものです。
何から始めれば良いの分からない若手歯科技工士にとって道標となる一冊です。
書籍の詳細はこちら↓
気になる方は是非読んでみてくださいね。