歯科技工

スワデンタルCAD/CAMインターンシップで学んだ歯科技工とは?

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今回は2019年7月6日(土)に参加した神奈川県の株式会社スワデンタルCAD/CAMというデジタル技術を利用した歯科技工を体験するインターンシップに参加させていただきました。

このページでは㈱スワデンタルのCAD/CAMを使用したデジタル技工の職業体験を通じて分かったことを解説したいと思います。

ちなみに、写真撮影や記事の掲載は歯科技工の認知度の向上と業界の発展という目的で社長様の許可をいただき行っています。

それでは、㈱スワデンタルの会社概要や、最新のデジタル技術を使用した歯科技工体験の工程と詳細についてみてきましょう。

 

㈱スワデンタルとは?

 

㈱スワデンタルは平成2年に設立した神奈川県相模原市に本社がある歯科技工所です。

ここでは最新の機器を導入しCAD/CAMを使用したCAD/CAM冠やインプラント、ジルコニアを使用した技工物などの製作も行っています。

本社以外に長野県の諏訪営業所や、上野にある東京営業所、神奈川県の向ヶ丘遊園営業所、横浜営業所などの拠点があります。

また「ドリームデンチャー」という審美性と機能性を両立させた「噛めるノンクラスプデンチャー」の独自商標を取得しています。

 

インターンシップの流れ

インターンシップではCAD/CAMを利用して作るクラウン(被せ物)である「CAD/CAM冠」の製作体験をしました。

私は歯科技工士学校に入学して3カ月ほどしか経っていませんが、プロの歯科技工士の方にレクチャーしていただきながら体験をしました。

この項目では4つの工程について解説します。

 

STEP1:スキャニング

この工程ではスキャナーを使用して歯の模型をスキャンします。

スキャナーはデンツプライシロナ社の「インイオスX5スキャナー(inEosX5)」を使用しました。

 

 

STEP2:デザイン

この工程ではスキャンしたデータをCADのソフトで加工・設計します。

 

 

 

STEP3:マシニング

この工程では設計したデータをもとにミリングマシンを使って冠(クラウン)を削りだします。

スワデンタルでは公式ホームページやYouTubeで自社の設備について公開しています。

CAMソフトウェアで材料やスプルーの位置を決めます。

様々な大きさがあるブロックからピッタリのものを選択します。

 

 

このサイズのブロックであれば20分ほどで削り終わるそうです。

 

きれいな冠が削りだされました。

STEP4:仕上げ

この工程では、CAD/CAm冠を土台から切断し、技工用エンジンというドリルのような機械で磨いていきます。

 

実際にはめてみて噛み合わせや隣在歯との接触などをチェックします。

最後に冠を洗浄して完成です。

 

体験して気づいたこと

6月の日本顎咬合学会の学術大会の企業ブースでCAD/CAM機器のトレンドについて営業の方々からお話を伺いましたが、それらの最新の機器を取り揃えていることに驚きました。

スキャンなどの自動化されている部分はありますが、歯それぞれの形態を記憶していないと設計や仕上げをすることは難しいので、現在歯科技工士専門学校で学習している解剖学やカービング(歯型彫刻)に力を入れようと感じました。

会社がお休みの中、マンツーマンでレクチャーをしていただいたり、社長や先輩社員の方々と昼食を食べたりしました。

社長も先輩方も気さくで良い方ばかりでとても楽しく有意義な一日になりました。

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